ニュース今井矯正歯科クリニック
2008/5/1
3才時における受け口(反対咬合)についてとムーシールド™を用いた矯正治療方法
設備情報
今回は3歳児歯科検診にて受け口(反対咬合)と診断された何人かの患者様のご両親からの矯正治療についていくつかのご質問を受けましたので、今井矯正歯科クリニックで採用している数ある矯正治療の中から今回ムーシールドをメインに同じような疑問や不安をお持ちのお母様、お父様にご紹介したいと思います。
下の前歯が上の前歯より前に出ている『受け口』。医学的には『反対咬合』と呼ばれ、3歳児歯科検診では約10%以下の割合で見られると言われています。そのままにすると咬み合わせのバランスが悪くなり、受け口の状態をさらに悪くするばかりでなく、受け口である前歯の部分の歯に過大の力が長期間かかる結果(咬合性外傷)歯がぐらぐらになり歯が弱くなってきます。永久歯への生え替わりとともに自然に治ることを期待されていますが、そのまま治療もしない状態でかみ合わせが自然に治るということは実際には少ないと報告があり、かみ合わせをそのままにしておくと下顎の骨が過成長しやすい状況が続いてしまい受け口の度合いをさらに悪化させることになります。
これまで乳歯段階での治療法は幾つかありましたが、今回は取り外し可能な装置ムーシールドをご紹介します。
ムーシールド™とは マウスピースにすこし似た取り外しの可能な矯正装置です。
適応年齢 一般的に乳歯列期3歳から5歳くらいまで(歯の崩出状況によって変わってきます。)
ムーシールド™が使用できる咬み合わせ 受け口
ムーシールド™が使用できない咬み合わせ 受け口の度合いが強い場合や遺伝的要因がある受け口など一部の症例を除く。
ムーシールド™の作用機序・治療のコンセプトは次の通りです。 多くの反対咬合では、口の内側から圧力を加えている舌の位置が普通よりも低い為(低位舌)、舌によって下あごが前に押され下顎の成長が促進されてしまう原因の1つになってきます。 また、上顎は逆に内側からの圧力が弱いため内側に傾き成長も抑制されてしまい、上下の前歯の位置関係が反対になってしまいます。
その場合、舌を上に持ち上げることによって、内側からの下顎を押す圧力を無くし、上の唇を排除することにより唇が上の前歯を内側に押す力のバランスを整え、顎の成長を正常に促すような力、また矯正治療が必要になってきます。 この装置を使用することにより舌が上に持ち上げられます。
ムーシールド™の使用方法 就寝中に装着して頂きます。装置を使用しない時間は効果が現れませんので、患者さんの協力が必要となります。
詳しくは今井矯正歯科までご連絡下さい。上記のインフォメーションはあくまで一般的なご説明になりますので全ての患者さんには当てはまらないことがありますが、当院ではムーシールド以外にもお子さんの歯並びに合わせて適切な矯正装置をご提案しております。矯正装置に関しては日本ばかりでなくアメリカ、ヨーロッパ、アジアから最新の装置をいち早く取り入れ効果的かつ痛みの少ない矯正治療を行っております。
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